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Channel: Waraの『True Rise』
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高原川 15年ぶりの邂逅

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それは、10日の金曜日のこと、唐突にかかってきた一本の電話から…数年前に廃業してしまった、当時県内最大の釣具屋さんだった丸越商会さんに勤めていて、今は神岡町で居酒屋を営んでいるNagaoちゃんからの電話だった。「何してるんや!高原川 爆釣やぞ!」接近しつつある台風の影響や、次の週末が三連休で激コミが予想されることから、高原川でイイ思いをするチャンスは今週末なのだということでした。しかも、Nagaoちゃんは土曜日は仕事だが、日曜日は休みなのでガイドを引き受けてくれると言う。昔と変わらないマメさ加減に感謝感激…電話くれただけでもうれしかったのに。そして、本日(日曜日)神ちゃんBros.&クラちゃんの色男三人衆と一緒にお言葉に甘えることにします。



案内していただいたポイントは、上流、下流を瀬に挟まれた透っき透きな大きなトロ場。瀬といっても段々瀬あり、深瀬あり、平瀬ありということで、お好みのポイントをチョイスできるといった趣向でした。で、午前中は誰もやらないトロ場を差しますが、これが大誤算。養殖1号くんがヘロヘロになっても掛かりません。段々瀬の棚でようやく掛かった!と思ったらヤマメくん!この後11時近くまで”ボ”なのでした。しかも、後からトロ場に入った地元の釣人が大爆釣。監視員の話では午前中で40尾以上掛けたらしい…ちょっとショック。
それでも、クラちゃんが入れ掛かっていた平瀬に入って11時からお昼までに7尾と好転の兆しが見え始めてきました。



ランチタイム、午前中の色男三人衆は、それぞれツ抜けたみたいですが、朝一はオトリ交換に苦労したようでした。心配して電話を掛けてきたNagaoちゃんの話では、今の高原川は午前中はパッとしなくても、水温が上昇する午後は鮎の活性が上がって良く掛かるとのことで、ポイント移動はせずに巻き返しを図ることにします。
それから、このポイントにはTeam Jinzoo横浜軍団ご一行様がお寄りなったそうで、辺りには都会者の匂いが漂っておりましたわ…どんなんやって。



午後、ランチ前に入っていたポイントには、ちゃっかり別の釣り人が入っていましたので、少し下流の瀬落ちに入ります。相変わらず掛かりどころは悪いのですが、午前中よりも型は良くなってきました。

夕方、竿を出したかった深瀬がようやく空いたため移動します。そして、この時のためにハナカンを通さずに引き舟に入れた背掛かり鮎の出番です。予想通りオトリを送り込んで5秒もせずに掛かります。限りなく透明に近いブルーな水の中で、キラリキラリと光りながら走り回る二尾の鮎に幻想的な世界に引き込まれる…まさに至福の時間です。


この深瀬ではヘチ寄りのポイントで18cmクラスが連発となり、定刻の16時までの3時間で23尾の鮎を追加し30尾ジャストで終了。11時までの”ボ”な時間を除けば4時間で30尾と大満足な高原川釣行となりました。色男三人衆も同様な釣果で終了となりました。



高原川にはフライフィッシングでは何度も訪れていますが、鮎釣りでは初めてになります。その当時は、いわゆる上宝地区に通い詰めていて、Nagaoちゃんのアドバイスで何本もの尺上をゲットンしていました。高原川に通わなくなったのは、蒲田川と平湯川の合流辺りが河川公園?親水公園?になって趣に欠けるようになったから。釣人の増加、それもフライフィッシャーの激増も影響していました。実に15年ぶりの高原川、懐かしくもあり厳しくもあり、湖産美鮎の歓待にシビレまくりの一日でした。

最後にNagaoちゃんについて、
著名なフライフィッシャー:横浜の田代兄弟のように、「いつか焼き鳥屋をやりたいんだ。」と夢を語っていましたが、生まれ故郷で遂にその夢を叶えたようで…今度はお客としてお店に行くからね!



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