「敬老の日」が絡んでいるからなのか?「ハッピーマンデー法」と「敬老の日」の後に続く「秋分の日」と併せることでゴールデン・ウイークに次ぐ大型連休となるためなのか?いずれにしても、シルバー・ウイーク(以下、白銀週間)と呼ばれるこの期間辺りの休日は、”じゃーま”の実家の稲刈りがメイン・イベントであり、鮎師的には自由にならざる期間でもあります。
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そんな白銀週間直前、運転免許証の更新を忘れていたことを思い出して、慌てて免許センターへ。講習は30分と短いため早めに終わりそうです。そして、空いた時間で川に行こうかと思っていたら、天気が良い間に少しでも稲刈りを進めたいとお勤めの”ツナギ”が入ります。
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今年の稲は、夏の好天により例年よりも背丈がかなり高く、そこに”稲穂が首を垂れる”この時期にきて長く続く秋雨が到来したため倒れる稲が多くなっています。そして、倒れた稲は刈り取り作業の進捗を遅れさせるという負の連鎖。とりあえず、排水が悪く地面がぬかるんでいる難関の田んぼを早く済ませたいという意向もあり、急遽稲刈りヘルプとなりました。
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白銀週間二日目の9月20日、米の乾燥機のタンクが満タンとなったたため、刈り取り作業が中断となったことから、一日フリーとなり鮎釣りが可能となります。いつものメンバー(神ちゃんBros.&クラちゃん)は常願寺川へ出撃するということなので同行させていただくことにします。
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前回8月16日と同じポイントに入るますが、水位がかなり高く別の川のようになっています。朝一は水温も低めで鮎が掛かりそうにもないので、状況を確認するため各ポイントを歩き回って見て廻ります。各ポイントともハミ跡は確認できますが、鮎の姿が全く見えません。前回はかなりの鮎が浅場を走っていたましたが・・・。
実際に釣ってみると意外と瀬の中で掛かりますが、入れ掛かりには程遠く釣り返しも効かず苦戦が続きます。同様のポイントを足で稼ぐしか手はなさそうで、今年の北陸の天然遡上河川の難しさは常願寺川であっても変わらないようです。他のメンバーも同様のようでしたが、みんな表情は明るく楽しそうです。たとえ引き舟は軽くとも仲間たちとの語らいの時間は貴重な”刻”ですものね。この日はやっとの”ツ抜け”で12尾と残念な釣果でした。
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<9月20日 常願寺川>
天井糸 フロロ 0.6号
水中糸 メタコンポⅡ 0.05号
つけ糸 フロロ 0.3号
中ハリス フロロ 1.0号
ハリ 競技Special DF 7.0号
ハリス フロロ 1.2号
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白銀週間最終日の9月23日、午前中早々に稲刈り~出荷に関する殆どの工程が終了となったため、ようやく今年の”お勤め”はお役御免となり犀川への出勤が可能となります。10時30分に当初入ろうと画策していたポイントに到着しますが、そこにはすでに網漁の人が三人います。二人が川の両岸別れて、川を横切るように一反の流し網を仕掛けます。そして、最後の一人が下流の鮎を追い込んで獲っているようですが、こういう方法は違法ではなかったか?流し網一反は一人で操作しなければならなかったはず、おそらく遊漁券は一枚しか持っていないでしょうし・・・。
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そこで、犀川上流域の定点観測所にもなっている天池橋付近に入ることにします。以前は鮎釣りでもフライフィシングでも良く入っていましたが、もう何年も釣っていませんでしたので気にはなっていました。それに、今年は釣っている釣り人も少なく竿抜けの可能性が高い…期待大です。
11時スタート。まず、天池橋の真下の瀬肩からスタートします。橋に竿を当てないように腹ボテな養殖1号を操作します。三角波のシワシワから徐々に強い流れのスジをトレースしていくと、大きなアタリ!下流の荒瀬に落ちないように緩い流れに誘導し、引き抜くと20cmオーバーの幅広な鮎・・・と思ったらここで痛恨の高切れ。編み込みの上が擦れて弱くなっていたようだ。スタートからワン・アンダーでんがな。
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仕掛けを張り変えて、天池橋上流の岩盤帯を流れる緩い流れに移動します。連続の高切れはコワイですからね。腹ボテ養殖2号で岩盤帯の中に点在する石廻りを泳がせると、秒殺でオスの鮎が掛かります。そして、ここから循環が嵌りプチ入れ掛かりになりますが、小型が掛かるとそれもストップします。上流に場所を移動しながら丁寧にポイントを探って拾います。15時過ぎ、少し黒っぽいオスが掛かったところで終了としました。4時間半で28尾とこの時期ではまずまずの釣果でした。
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<9月23日 犀川>
天井糸 フロロ 0.6号
水中糸 メタコンポⅡ 0.05号
つけ糸 フロロ 0.3号
中ハリス フロロ 1.0号
ハリ シフト6.5号
ハリス フロロ 0.8号
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